「もっともお手軽な過去を変える方法(3)(明晰夢で現実を変える)」

2016/8/12初稿

2016/8/21追加修正(※新たな実例を文章の最後に追加しています)
 

明晰夢イメージ

前回「もっともお手軽な過去を変える方法(1)」

「もっともお手軽な過去を変える方法(2)」からの続き。

 

もっともお手軽な過去を変える方法として、

 

(1)パラレルワールドが存在すると仮定し、

 

(2)夢の中で未来のパラレルワールドを自分の意思で見ることができ、

 

(3)その記憶をもったまま目覚めることができれば、過去を変えることが実現できる。

  

と仮定してはじめた前回では、さまざまなパラレルワールドの中でブレーンのパラレルワールドならば(一般的な観測手段では見るすべがないものの)すぐ近くに存在する可能性があることを紹介した。

 

次の段階として(2)の「夢の中で未来のパラレルワールドを自分の意思で見ること」を検証していこう。

 

これは簡単に言えば、自分の意志で夢をコントロールする方法だ。

 

夢のコントロールといえば、まず思いつくのが「明晰夢」だ。

 

これは、夢の中で「今、自分が夢を見ている」ことに気づき、意図的にコントロールできる夢のことだ。

 

実はたまたま見ていたテレビ番組(「ほんまでっかTV」2016年6月29日放送分)で、ゲストの桐谷美玲さんが夢の中で夢を見たことがあるという明晰夢の見たような体験を語り、その頻度は2日に1回程度であると発言した。桐谷さんは夢の中で自分を見下ろしていたという幽体離脱を示唆する発言もしている。

 

どうも前回のデジャブと同じく明晰夢も割とポピュラーな体験のようだ。

 

「明晰夢」で調べてみると、そのHOW TOをレクチャーしてくれる「明晰夢.com」というサイトが見つかった。

 

このサイトによるとWILDテクニックという方法で明晰夢を見ることができるらしい。

 

くわしくはこちらを参照いただきたいが、

 

1.肉体的&精神的リラックスする

2.瞑想状態に入る

3.夢のシーンの創造する

4.明晰夢へ入る

 

というステップを踏むそうだ。

 

1はまだしも2の瞑想状態が難しそうだが、他のサイトの情報を参考にすると、どうも寝はじめよりも、寝てから数時間たった後で起きたときに(朝方ふと目が覚めて、起きるにはまだ早すぎると感じたときなどに)、そのまま目を閉じているとスムーズに瞑想状態に入れるらしい。

 

3の夢のシーンの創造は、日頃から未来の世界の自分を意識するなどして、積極的にパラレルワールドの未来の世界へ接触をはかろうと努力することが有効になるだろう。うまくいけば明晰夢の中で未来の世界を垣間見たり、体験をすることができるかもしれない。

 

しかしこれらの方法が再現性があるかどうかと言われると、心もとない。

 

だからもう少し科学的に明晰夢を見る方法はないかと探していたところ、次のような記事が見つかった。

 

「脳への電気刺激で明晰夢に誘導する実験に成功、独研究」

2014年05月12日National Geographic日本版より

 

上の元記事はネイチャー・ニューロサイエンス(英語)で、タイトルは、

 

「Induction of self awareness in dreams through frontal low current

stimulation of gamma activity」

 

直訳すると「ガンマ帯域反応による前頭葉への低電流刺激を通じて夢に自己意識を誘導」。

わけがわからないが、がんばって訳すと、前頭葉に外部から電気刺激して、明晰夢へと誘導する方法を発見したという。

 

ドイツのヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学のウルスラ・フォス博士のチームは、明晰夢の経験がない27人の被験者に対し、レム睡眠中に脳への電気刺激を行ったところ、ガンマ周波数帯の40ヘルツ帯で77%の人が、25ヘルツ帯で58%の人が明晰夢を見たと報告した。これ以外の周波数帯では一度も起こらず、フォス氏自身は以前から指摘していたそうだが、40ヘルツの電流による前頭葉への刺激が、明晰夢へ誘導するに最も効果的であることを示した。

 

40ヘルツというガンマ周波数帯域は、典型的なレム睡眠に見られる周波数(4~7ヘルツ)よりもはるかに高く、明晰夢が夢を見ている(レム睡眠)状態と覚醒時の意識の中間にあるという裏づけになっていて、非常に興味深いという。

 

この手法の研究が進めば、悪夢やPTSDの治療にも応用できると期待されており、将来誰でも明晰夢を見ることのできる装置が開発されるかもしれないそうだ。

 

さて、これらの方法によって(2)の夢のコントロールに成功すれば、(3)のその記憶をもったまま目覚めることはそれほど難しくないだろう。

 

通常の夢に比べて明晰夢のように鮮明な夢ならば記憶に残りやすいだろうし、また毎日目覚めたときにその日見た夢の内容を綴っていく「夢日記」なども、夢の記憶を思い出す訓練には効果的だろう。

 

もともと「もっとお手軽な過去を変える方法はないのか?」からはじまったこれまでの考察は、タイムトラベルやタイムリープとはまったく異なり、正確には、過去を変えるというよりも「明晰夢で未来のパラレルワールドを垣間見て、その経験を元に現実を変えて生きてく方法」といったほうが正しいだろう。

 

しかしタイムマシンのような大掛かりな装置やタイムリープのような個人の特殊能力を使わずにできるのだから、現時点で、もっとも手軽に過去を変える方法のはずだ(キリッ!)

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2016/8/21追加

この記事を掲載してから6日後の8/18日に、不思議ネットに次のような記事が掲載された。

(再掲)【現実?】 夢の世界で15年過ごしたんだけど・・・【異世界?】

この記事自体はは2年以上前の2014年1月6日に投稿された2chのスレの再掲載だ。私はうかつにもこのスレは知らなかった。

 

スレ主は一晩の夢の中で15年(後に14年と訂正している)を過ごした後、その記憶をもって目覚めたらしい。現在のスレ主は20歳で、夢の中でそれからプラス14年の34歳まで暮らしたそう(年代的には2028年)。

スレ主によると、普通に東京オリンピックも開催され、消費税は10%のまま。テレビのモニターが横長1mぐらいになってタイヤのない車が走り出していたらしい。アメリカとロシアが戦争していた以外は世界情勢にかかわる情報や地震などの大きな災害の情報なし(当時よく見ていたアニメについては詳しく触れられているが・・・)。

例のごとくこのサイトの趣旨から本当にあった出来事だとして、これはまさに「夢の中で未来のパラレルワールド(このケースでは14年分の未来)を見て、その記憶をもったまま目覚めることができた」事例だ。
一種の予知夢とも言える。

スレ主がこれからこの世界で生きていく上で、夢の未来と異なっている点が出てくるかもしれないが、少なくとも何らかの参考にはなるだろう。

非常にタイミングが良くて驚いているが、これが私の主張とした最もお手軽な「過去を変える方法」(パラレルワールドの未来を参考に現実を生きていく方法)の実例だ。