●「過去を見るタイムマシンの作り方(1)(クロノバイザー )」

2017/2/17

 

クロノバイザーのイメージ

昨年の記事になるが、トカナで「過去を見ることのできるタイムマシン」が紹介されていた。

 

●バチカンにはタイムマシンがある! 聖職者が極秘開発した“過去を見る”デバイス「クロノバイザー」とは!?

2016年11月4日、トカナより

 

「クロノバイザー」という「時」を神格化した神「クロノス」にちなんだネーミングもかっこよく興味深い記事だったが、なぜ今まで寝かしていたかというと、まったく原理がわからなかったから。

 

このサイトで紹介するなら、せめて少しでも現在の物理学で動作原理を説明したいと思ったのだ。

 

でも当時はさっぱり思いつかなかった。

 

少し調べてみたが、「世界の謎と不思議」というサイトに詳しく紹介されており、

●クロノバイザー:"Chronovisor" バチカンのタイムマシン

2011年8月20日、世界の謎と不思議より

イギリスのBBCが放映したといわれる装置の写真や、簡単な原理図らしきものが書いてあったが、「3つの神秘的な金属で、音と電磁放射の全波長の情報を受信」などと説明されており、正直意味不明だった。

 

そんなこんなで行き詰っていたところ、「時空を歪める霧の謎(2)(時間ストーム)」で紹介したイギリスのUFO研究家、ジェニー・ランドルズの著作「タイムマシン開発競争に挑んだ物理学者たち」の中にクロノバイザーについての記述があり、その原理を予測していた。

 

これをヒントに思いついた「過去を見るタイムマシンの作り方」(仮説)を考察していきたい。

 

その前にクロノバイザーの簡単な説明を。

 

この装置は、1950年代にイタリアの聖職者、ベネディクト教会のペレグリーノ・エルネッティという神父を中心として開発されたらしい。エルネッティ神父は量子物理学の学位も持っていたそう。

さらには量子力学の分野で多大な功績を残したエンリコ・フェルミ博士や、ロケット技術開発のパイオニア、ヴェルナー・ブラウン博士も携わっていたらしい。

 

こんな優秀な科学者たちを集めた大掛かりなプロジェクトがなぜ実現したかというと、当時クロノバイザーを所有していたのが、あのバチカン市国という。

世界一小さな国でありながら、ローマ法王を頂点としたカトリック教会の総本山。その力を考えれば納得できる。

 

さてこのクロノバイザー、トカナの記事によると、家具のキャビネットのような外観と大きさで、音声を発するスピーカーと、ブラウン管モニターが装備され、実際に動作したそう。

 

エルネッティ神父はクロノバイザーを使って、2200年前の古代ローマで、今は断片しか残っていない幻の戯曲「ティエステス」の劇場上演を鑑賞したり、2000年前にイエス・キリストがゴルゴダの丘で十字架にかけられて処刑される瞬間を見て、イエスの写真まで撮影したという。

 

さてこれがすべて真実だとすると、クロノバイザーは「過去の光景を見ることができる」機能以外にも、ドラえもんの秘密道具も真っ青の恐るべき性能をもっている。

 

・時間だけでなく空間も超えて、離れた場所で起こった出来事も映し出すことができる。

 

・映像だけでなく音声も受信できる。

 

・映像を記録できる(イエスの写真はクロノバイザーのモニターをカメラで撮ったのかもしれないが・・・)。

 

トカナにはその仕組みの解説は書いてなかったが、「世界の謎と不思議」サイトの説明では、

 

エルネッティ神父は「すべての生きとし生けるものは時間の経過とともに、その痕跡を周囲に残す。その痕跡は謎のエネルギーによってアカシック・レコードに記録され、減衰はするものの恒久的に失われることはない」と考え、一度作られた光景と音の記録を取り出して、再構成する装置、それがクロノバイザーだという。

 

・・・やっぱり意味がわからない。

 

まだ知られていない未知のエネルギーや理論があるのかもしれないが、このサイトではあくまで現在の物理学や、それにちょっとプラスαしたフリンジ・サイエンスで説明したい。

 

だから、「過去の光景を見る」方法にしぼろうと思う。

 

具体的な「過去を見るタイムマシンの作り方」は次回に。