2022/6/25
祝・月刊ムー500号!
今回は、記念すべき500号となる「月刊ムー2022年7月号」の総力特集「未来人ジョンタイターが明かすUFOとエリア51の謎」を元に、UFOとタイムマシンの真実について考察する。
※「月刊ムー2022年7月号」の総力特集のネタバレを一部含みます。内容を知らなくてもわかるように解説していますが、先にムーの記事を読むことをお勧めします。
さて、今回の考察のもっとも重要なポイントは、UFOが、ほかの星からやってきた宇宙人の乗り物ではなく、未来人のタイムマシンということだ。
動画はこちらから↓
宇宙は限りなく広く、知的生命体はたくさんいそうなのに「なぜわれわれはまだ宇宙人に出会っていないのか?」
これは、物理学者エンリコ・フェルミが指摘したパラドックスで、その答えの1つとして、知的生命体は、われわれが考えるよりもずっと少ないか、ほかの生命体に出会う科学力をもつまでに、文明の寿命が尽きると考えられている。
だから、ほかの星から宇宙人がわざわざ地球にやってくること自体が現実的でない。
それに、グレイに代表される宇宙人が、人間にそっくりな二足歩行の生物だというのも不可解だ。
宇宙にはさまざまな環境の星があり、多種多様な生命が存在するはずだ。
グレイが、人類の進化した未来の姿とか、未来人が送り込んだバイオロボットの方が納得できる。
それに、最近のアメリカ政府の、UFOに対する態度の変化も根拠の1つだ。
アメリカ国防総省は、2021年6月に初めて「UAP」という呼び方でUFOの存在を認め、目撃情報に関するレポートを公開した。
さらに2022年6月9日、NASAも、UFOに関する研究チームを今秋までに設置すると発表した。
アメリカ国防総省やNASAは共に、「現段階でUFOは、地球外の起源だという証拠はない」と言っている。
つまり、地球で作られた乗り物ということだ。
これは一般的にとらえると、中国やロシアなど他国の秘密兵器と考えがちだが、現在の技術で作られた乗り物とは断言していない。
アメリカ海軍が公開したUFOの映像を見ても、現在の科学では考えられない飛び方をしている。
つまりUFOは地球製だが、現在の科学で作られた物ではないということだ。
ここで、ムーの特集に登場するアメリカ政府の秘密基地「エリア51」の存在を世間に公表した、ロバート・ラザーという人物が書いたUFOの解説図に注目したい。
ムーの記事によると、このラザー氏が書いたUFOの断面図が、2036年からタイムトラベルしてきた未来人ジョン・タイターが公開したタイムマシンの解説図と、
比率的にぴったり重なるという。
ムーの解説によれば、UFOの上部で作られたエネルギーが下部で重力制御され、前方方向に向かう状況を発生させるそうだ。
ここまできれいに2つの図の比率が合うのは、偶然では考えられないとのこと・・・。
つまり、ラザー氏がエリア51で研究していたUFOと、ジョンタイターが乗ってきたタイムマシンは、同じものではないか。少なくとも、基本設計が共通している可能性が高い。
ここからは私の考察だ。以前、ロシアで開発されたタイムマシンの話を紹介した。
このタイムマシンを開発した科学者、ヴァディム・チェルノブロフ博士は1987年ごろ、墜落したUFOの破片や写真から、時間を操作する技術を発見した。
UFOのボディーの形が、時間の流れる速度と方向に影響するというのだ。
この記事を作ったときは、その意味がよくわからなかった。だがこれは、タイターやラザー氏に共通するUFOの形状が、タイムトラベルにとって重要という意味ではないか。
もう1つ、こちらはラザー氏が書いたUFOのコントロールユニットの図だ。
中央の動力炉から3つの方向に増幅装置が配置されており、それぞれの間隔は120度。
私は、さっきのUFOの断面図にもまして、この図に興味をひかれた。
動力炉と増幅器の間にイスが1つずつ、合計3つ配置されている。
これは変だ。重要なコントロールユニットの図に、わざわざイスなんて書く必要があるだろうか。
裏を返せばタイムマシンにとって、この動力炉と3つのイスの配置は、とても重要という意味にとれる。
もう1つ、これを見て思い出した図がある。
これは、2017年にネット掲示板で出会った「レオ」という未来人が残したタイムマシンの解説図だ。
レオ氏は日本でもっとも有名な未来人2062の仲間で、「時間は3次元」という興味深い理論を提示した人物だ。
※詳しくは、こちらを参照。
この図はタイムマシンの一部で、なんらかの粒子を3方向から中央のユニットに集めるそうだ。
そしてこのタイムマシンのエネルギーには、ビスマスという金属が関係しているという。
ビスマスは、融点の低い金属で、虹色に輝き、独特の美しさがある。
でも当時、この金属がタイムマシンにどう関係するのか、さっぱりわからなかった。
しかし今回ムーの記事によって、やっとそれが解けた。
ラザー氏は、1989年にエリア51の存在を公表したとき、UFOのエネルギー源として「原子番号115」の元素が使われていると語った。
しかしこの元素は、1989年の時点では未発見であり、ラザー氏の証言の信憑性を疑う根拠の1つになった。
だが、それから14年後、2003年にロシアとアメリカの研究チームが初めて生成に成功し、2016年に正式に「モスコビウム」という名前で周期表に登録された。
このモスコビウムが崩壊するとき、ビスマスが作られる。
つまりビスマスは、タイムマシンのエネルギーとしてモスコビウムが使われた後の副産物として排出されるものだ。
コントロールユニットの配置には、もう1つの重要な可能性がある。
さきほど紹介したチェルノブロフ博士のタイムマシンは、ある問題を抱えていた。
タイムマシンに入れられた生物は、体の部位によって時間の変化率が異り、悪影響を受ける。
頭のてっぺんとつま先とでは、流れる時間の速さが違っていて、たとえば足より頭の方が、先に老化してしまう。
これを避ける方法が、コントロールユニットの角度と3つのシートの配置なのではないか。
さらにもう1つ、私がずっと気になっていたレオ氏のタイムマシンの疑問も解決してくれる。
レオ氏が書いた、タイムマシンの全体図がこれだ。
しかし、このタイムマシンには、肝心のタイムトラベラーが乗る場所がない。
レオ氏は当時、この図は完ぺきでないと、何かまだ隠しているようだった。
もしこの3つの棒と中央の動力炉の間に、搭乗員が座る席が配置されているとしたら、見事にラザー氏の図と一致する。
さらにムーの記事には、重大な事実が書いてあった。
ラザー氏はエリア51でUFOを見たとき、その機体が宇宙人から提供されたというより、発掘されたもののように見えたという。
UFOの断片とされる金属の表面に風化した跡があり、長い時間が経過しているように見えたそうだ。
エリア51に隠されているUFOについて一般的には、何らかのトラブルで墜落し、それを政府が回収したものと思われている。
たとえば有名なUFO墜落事件「ロズウェル事件」で得た機体だ。
1947年7月、アメリカのニューメキシコ州ロズウェルに何かが墜落した。
米軍はその破片を回収し、最初は墜落したのはUFOと発表したが、すぐに観測用の気球だったと訂正した。
そのときUFOの破片以外に、乗っていた宇宙人の遺体が回収されたという話もあるが、私は昔から疑問を抱いていた。
遠い星から宇宙を旅してきたUFOが、そう簡単に墜落するだろうか?
きっと、われわれの想像もつかないテクノロジーを持っているはずだ。
もしかしたらロズウェルのUFOは、墜落するべくして墜落したのではないか。
ムー本誌で指摘されているが、ジョン・タイターによれば、一定以上の時間を越えてタイムトラベルすると、元の時間に戻ってこられないことがあるそうだ。
あまりにも過去に行き過ぎて、戻ってこられなかったタイムマシンがいくつもあったのだと。
さらにタイターのいた世界線では、タイムマシンがヨーロッパのCERNによって、2034年に実用化されたそうだ。
2034年といえば今から12年後・・・ほんの少し先の未来だ。
ただし、タイターのいた世界線とわれわれの世界線は、大きく異なっている。
タイターのいた世界では、2015年にロシアの核攻撃がきっかけで、第3次世界大戦が勃発した。でもこの世界では、まだそんな戦争は起こっていない。
けれど、そう遠くない未来で、われわれの世界でもタイムマシンが開発されるなら、現在の科学レベルでは、タイムトラベルは、そう簡単にはうまくいかないはずだ。
試行錯誤が必要で、その結果の1つが、ロズウェルに墜落したUFOなのではないか。
つまり、ロズウェルに墜落したのは、タイムトラベルに失敗したタイムマシンだったのだ。
なぜ墜落したのがロズウェルか? それは、UFOがやってくる目的と大いに関係する。
ニューメキシコ州は人類初の核実験場があった場所だ。
アメリカの核開発は、1945年7月のトリニティー実験からはじまるが、この実験場はロズウェル事件が起こった場所から、西へ100kmほどしか離れていない。
ちなみにエリア51も、1951年から核実験が行われたネバダ核実験場のすぐそばにある。
ここからは私の考察だが、近い未来、われわれの世界線で、核が原因となり人類の存亡を揺るがしかねない事態が起こる。
それを避けるために、1940年代からはじまった核開発を監視、あるいは歴史の操作をする必要があり、そのためにUFO(タイムマシン)が開発された。
しかし初期モデルはさまざまなトラブルを抱えており、墜落したり、元の時代に戻って来られないことがあった。
それがロズウェルに墜落したUFOであり、エリア51でラザー氏が見たという、発掘されたようなUFOだった。
エリア51のUFOは墜落したものではなく、元々その場所に埋まっていて、それを発掘したものだったのだ。
もしかしたら、チェルノブロフ博士が参考にしたロシアに墜落したUFOも、その中の1つだったのかもしれない。
ただしチェルノブロフ博士が参考にしたUFOは、1980年代に墜落したものだ。核開発がはじまった1940年とずいぶん時期がずれている。
そこで調べてみると、UFOが墜落したという話はアメリカやロシアだけでなく、ヨーロッパや南米、アフリカなど、世界各地で報告されている。時期もバラバラだ。
これは、まさに初期のモデルが抱える不安定さが原因だったのではないか。
ジョン・タイターが言っていたように、目標の時間よりもずっと過去に行ってしまい戻って来れなくなり、人知れず地面に埋まってしまった・・・そんな機体がいくつもあったのだ。
実際に地面に埋まってしまったUFOが原因ではないかと思われる場所がある。
たとえばアメリカのユタ州にある「スキンウォーカー牧場」だ。
この牧場では50年以上前から、謎の発光現象や銃で撃っても死なない怪物が現れたり、UFOもたびたび目撃されている。
ロバート・ピゲロー氏という資産家が1990年代にこの牧場を買い取り調査したが、わかったのは異常な電磁場が発生していることだけだ。
このような超常現象を引き起こす原因として、「地下に埋まっている何かが影響しているのでは?」という仮設がある。
また実は日本にも、同じような超常現象で噂の場所がある。
兵庫県の山中にある「山の牧場」と呼ばれる施設だ。
ちょうど同じムー2022年7月号で、詳しく紹介されているので参照いただきたい。
「山の牧場」は、作家でオカルト研究家の中山市朗氏が1982年に友人らと発見した謎の施設だ。
大きな牧場だが牛を飼った形跡がほとんどなく、階段のない2階建ての建物や部屋の壁一面にお札や謎の文字が書かれていたり、医学書や実験器具が散乱していたという。
牧場に続くたった1つの道は自動車がやっと1台通れるほどの狭さで、牧場を建設するための大量の資材をどうやって運んだのかもわからない。
この山ではUFOも目撃されており「UFO基地」という噂もある。
しかもGoogleマップで「山の牧場」を見ると、変な光や人の顔のようなものが映りこんでいる。
しかも山のすぐそばには、1880年に日本で初めて科学的に研究された「竹ノ内隕石」の落下地点がある。
さらにこの山のある場所でシコを踏むと、地面がズーンと響くという。その下には大きな空洞か、空洞のある巨大な何かが埋まっている可能性がある。
つまりそれが、大昔に墜落したUFO、いやタイムマシンかもしれない。
山の牧場でタイムマシンの燃料の排出物「ビスマス」が見つかれば、もしかすると・・・。
※地主や関係者のご迷惑になるので、くれぐれも掘らないでください。