●「宇宙人の正体」(未来人グレイ)

2018/2/16

 

宇宙人イメージ

 

唐突で申し訳ないが、私(BTTP)はタイムトラベル以外に宇宙人やUFOの話も大好きだ。

 

つい最近、不思議.netにこんな記事が掲載された。

 

●「宇宙人は異次元人であり、未来人」山口敏太郎氏が語る宇宙人の正体とは

2018/2/11 不思議.netより

 

オカルト評論家として活躍されている山口敏太郎氏が宇宙人の正体について語っている。

 

詳細はリンク先の記事をご覧いただきたいが、人の記憶はあいまいなもので、理不尽な暴力などによって肉体的・精神的なダメージを受けたとき、自らの心を守るために自分の都合のいいように記憶をすり替えることがあるそうだ。

 

宇宙人といえば今回のトップ画のような、目と頭が大きく手足が異様に細い「グレイ」とよばれるイメージが定着しているが、このグレイにアブダクション(誘拐)されてUFOの中で手術されたエピソードを語る人々がいる。

宇宙人に誘拐されたイメージ

 

山口氏によればこの記憶は、生まれてすぐの赤ちゃんのときに自分をのぞき込む医者や看護婦、家族などの光景が元になって蘇ったもので、大きな精神的ストレスを受けた際、それをかき消すために宇宙人のイメージとすり替わるという。

 

このサイトでも「虚偽記憶」で説明しているとおり、人の記憶というのは自分が思っているほど確かなものではない。

 

さて、山口氏は宇宙人がすべて妄想だとは主張していない。

 

はるか遠い星からわざわざUFOに乗ってやってくるという従来の宇宙人のイメージはナンセンスだが、例えば未来とか異次元とか、われわれとは異なる時間や異なる空間からやってくる可能性はあるという。

 

同時にUFOを見たのに見える人と見えない人がいたり、霊感の強い人や幼い子供の方がUFOを見る傾向が多かったりすることから、宇宙人は肉体を持たず、観念的、精神的な存在かもしれないと説明している。

 

-------

ここからは私(BTTP)の意見。

 

宇宙人のイメージとして代表的なグレイの正体について考察してみる。

 

まず疑問に思ったのは、

 

●他の星から来た生物なのに特別な呼吸器やスーツを身に付けていないこと

というか裸じゃん・・・

 

進化した生物は頭が1つで手足が2本ずつの人間とよく似た姿になる傾向があったとしても、さすがに大気が地球とまったく同じ成分なはずはないから、マスクぐらい必要だろう。

どんな危険なウイルスが潜んでいるかもわからない。

 

グレイは見かけ上は生き物のように見えるが、中身は機械のロボット、もしくは地球で活動する専用に身体を改造された生物かもしれない。

 

もう1つは、

 

●距離的な問題

 

昨年NASAの探査機によって人類が住むのに適したハビタブル惑星が新たに20個も発見された。

 

●【衝撃】エイリアンが存在するかもしれない星を新たに20も発見! 1年が395日の惑星「KOI-7923.01」や「K77-11」に注目!

2017/11/9 トカナより

 

トカナのネタ元の英語サイト(Daily Mail)を読むと、その中の1つ「K2-72」までは181光年かかるという。

 

181光年は光と同じ速さでUFOが飛んだとして、181年もかかる距離だ。果たしてそんな長距離を有機的な身体で旅をすることができるのだろうか?

 

山口氏の指摘されるようにワープ航法や冷凍睡眠装置で時間的な問題を解決したとしても、逆にそんな進んだテクノロジーをもった宇宙人が、なぜわざわざ地球までやってくるのか?

 

 

以上のことから考えると、山口氏の説通り、宇宙人はわれわれが考えるより距離的にはぐっと身近にいるのかもしれない。

 

 

(1)グレイ・未来人説

 

グレイがわれわれ人類の子孫(未来人)という説。

 

グレイがわれわれの子孫だとすれば、「特別な呼吸器やスーツを必要としない」のも当たり前で、距離的な問題も考えなくていい。

 

でも「現時点で最も実現性がありそうなタイムマシン」で考察したように、昨年ノーベル賞を受賞したキップ・ソーン博士のタイムトラベル理論を発展させた、量子的なつながりをもつ「マルダセナ-サスキンド・ワームホール」をもってしても、肉体を保持したままで過去へタイムトラベルするのは難しい。

 

ただし「マルダセナ-サスキンド・ワームホール」を利用して情報だけを未来から送信し、過去でクローン再生することは可能だ。

クローン・グレイ
クローン・グレイ

グレイが今の人類と似ても似つかないのは、もしかしたら未来で地球環境が大きく変化したせいかもしれないが、あえて過去の宇宙人のイメージを利用し、未来人と悟られないようにしているのかもしれない。

 

またこの時代(過去)から再び未来に帰るためには、来たときと同様情報しか送れないので、いったん装置で身体を分解して、中身の情報を取り出さなければならない。

 

残酷なようだが、もしかしたらグレイはこの時代で情報収集するだけの使い捨てロボットみたいな存在かもしれない。

 

この時代で活動したグレイは役目を終えたら装置で分解され、情報だけが未来に送られる。

 

そういえばナスカでグレイによく似た3本指の宇宙人のミライが見つかったという。

 

●【衝撃】ナスカで発掘された「3本指の宇宙人ミイラ」は本物だった! 学者が疑惑を完全払拭“フェイクではない”ことを証明!

2018/2/11 トカナより

 

「マルダセナ-サスキンド・ワームホール」は他のタイムマシンと同様、その装置が完成する前の過去には戻ることができない。

 

このミイラは1000年以上前のものらしいが、そんな前から未来人はタイムマシンを完成させていただのだろうか?(どうやって1000年前にその装置を送り込んだのかは謎だが・・・)

 

 

さて、もう1つの可能性、

 

(2)グレイ・異次元人説

 

グレイがもしわれわれのいる次元とは異なる-例えば4次元空間から来ていたとしても、「マルダセナ-サスキンド・ワームホール」の量子もつれの一方が異なる次元にあれば、こちらも情報のみの移動が理論的には可能だ。

 

情報を乗せるのは異次元空間だけに重力波がよいかもしれない。

「時間とは-ホログラフィー原理(2)」で紹介しているとおり、自然界に存在する4つの力(電磁力・強い力・弱い力・重力)のうち、重力だけが次元を超えられると考えられている。

 

さてここで基本的な問題。

 

異次元-例えば4次元空間はどこにあるのか?

 

次回は4次元空間がある場所について考えてみたい。