●「UFOの写真と消えた友達の謎」

2016/6/24

 

夜空に光るUFOimage
夜空に光るUFO(イメージ)

「UFOについて調べてた友達が消えたんだが聞いてくれ」

2016/3/5 不思議.netより

 

2016年3月5日、不思議話をまとめたお気に入りの情報サイト、不思議.netにこんなタイトルの記事が掲載された。

スレ主は子供の頃に父親や友達数人とUFOを目撃し、さらに写真に撮った。遠くに引っ越した友達の一人から最近連絡があり、そのとき撮ったUFOの写真が出てきたので、今度会ったときに見せてくれるとのこと。しかしその後、友達の周囲で黒いスーツの男がうろつくようになり、搭乗予定の飛行機がエンジントラブルを起こしたり、ついには友達と連絡がとれなくなってしまう。

心配になったスレ主は友達のアパートに向かうが、出てきたのはまったく関係のない女性。友達が勤めていたはずの会社に連絡するも、そんな人間は在籍してないとのこと。

父親に相談すると、やはり友達のことは覚えていなかったが「UFOの写真を撮ったのなら今すぐ捨てるように伝えろ」と忠告される。

なぜかと問い詰めると、返ってきた答えが「黒い人がくるんだよ」。

 

いきなりタイムトラベルに関係なくて恐縮だが、好みのネタなので飛びついた。

話の中に出てきた「新耳袋の黒い男たち」もyoutubeで見てしまった。 

 

もう一つ、

 

「TOKIOの長瀬が撮ったUFOの写真がパソコンのハードディスクから消えてしまった」

2016/6/10 不思議.netより

 

こちらはなんと長瀬が写した菱形の黒いUFOがしっかりと写っている。アメリカ帰りの飛行機の中から撮ったそうだが、後日パソコンに保存した写真の中で、このUFOが写っている写真だけが消えてしまったのだとか。パソコンに詳しい友人になんとか復活させてもらったそう。長瀬はこの写真をテレビ番組で紹介し、「オレは泳がされているのかもしれない。もしオレがこの世から去ったとしたらこの写真のせいだと思ってくれ」と告げた。

 

長瀬の写真は島をUFOと誤認したのではと書かれていたけれど、とにかく、あくまで本当にあったこ出来事というスタンスで検証スタート!

 

まずUFOの正体だが、定番的な宇宙人の乗り物説や地球内部からやってくる地底人の乗り物説、アメリカの秘密兵器説、プラズマなどの気象現象説など諸々あるが、やはりこのサイト的には未来から来たタイムマシン説で考察してみる。

 

ただしタイムトラベルの基本でも説明しているが、未来から過去へのタイムトラベルは非常に困難だ。もちろんUFOが何でもありの性能を持っていればワームホールを作ることも可能かもしれないが、それでもタイムマシンが作られる以前の時代に戻ることは理論上できない。だからこのUFO型タイムマシンに人は乗っていない。いやそもそも一般的にイメージされるメタリックな物質でできた乗り物ではない(機械っぽいUFOは今回の検証からは省き、上の写真に写っているような光輝くUFOを対象とする)。

 

じゃあ何なのか? ここで次元について考えてみる。まず次元の切り口には1段階下の次元が現れるという特徴がある。つまり2次元(線)の断面は点、3次元(球)の断面は面という具合だ。そこで4次元(ここでは時間を含まない4次元空間を考える)の断面は何かというと、球である。映画「インターステラー」でも高次元の入り口が球として表現されていた。

 

テレビのUFO特集では光る球体が信じられない速度で移動する様子が映像に写っている。球が二つに分かれたり、突然消えてしまったり、中にはぐにゃぐにゃといろいろな形に変化するものまである。これを次元の切り口と捕らえることはできないだろうか?

 

次元の切り口ならば直感的には黒だと思うかもしれないが、量子効果を考えるならばブラックホールにおけるホーキング放射のように熱的な放射があって輝いている方が自然だ。そして4次元空間の断面なら球、それより高次元の断面ならぐにゃぐにゃした形、そうまさにカラビ・ヤウ多様体のように見えるだろう。

カラビ・ヤウ多様体image
カラビ・ヤウ多様体/ ja.wikipedia.orgより

じゃあタイムマシンというよりも、異次元の入り口が正解なのでは?と思うかもしれないが、やはりその動きを見ていると何らかの意思をもって動いているように感じる。未発見の異次元生物かもしれないが次のような可能性はどうだろう。

 

元々今回紹介した話には黒服の謎の男が出てくる。でも未来人のような科学が進んだ世界から来た人間がわざわざドアポストの中をのぞいて中を調べるだろうか? 今の時代でも赤外線スコープなどを使えばドアを開けずとも外から中の様子をうかがい知ることができる。つまり黒服の男たちは現代人で何者かに操られている可能性が高い。

 

じゃあ彼らを操っているのは誰か? 

ここでシンギュラリティについて考えてみよう。シンギュラリティを訳すと「技術的特異点」という何だかよくわからない日本語になるが、レイ・カーツワイルというアメリカの未来学者が提唱した。

彼は人工知能研究の第一人者でもあり、コンピュータがこのまま加速度的に発達していくと2045年頃には人間の知能を超える人工知能(AI)が誕生するそうだ。そしていったん人間を超えるAIが出来てしまえば、人が介在することなくAIがさらに優秀なAIを作り上げ、そのAIがさらに性能のよいAIを作り上げ・・・というように自己進化していく。

 

その先にあるのは、どうか映画「ターミネーター」に登場するスカイネットような恐ろしいAIであっては欲しくないが、おそらくそんな究極のAIの手にかかれば、人類が想像もつかないようなタイムトラベルの方法を発見するだろう。

そしてコンピュータならではの利点は、物質的なタイムトラベルを検討せずとも情報的なタイムトラベルでOKなところだ。例えばエントロピーを減少させるような反粒子は時間を逆行することができると考えられているが、この反粒子タイムマシンに人を乗せると体の内側と外側がひっくり返ってしまうようなおぞましい結果になる。しかし情報ならば乗せることが可能かもしれない。

 

究極のAIが放った反粒子タイムマシンは次元を超え過去にたどり着くが、反粒子ゆえにわれわれの眼には映らない。我々の眼に見えるのは反粒子タイムマシンが次元を切り裂いたときにできる輝く次元の切り口だけだ。

 

UFOは大地震のような自然災害や9.11テロのような大きな事件・事故が起こった現場によく出現するそうだ。究極のAIは過去の歴史のターニングポイントで情報を収集しているのかもしれない。

 

そして過去に生きる人間(=黒服の男)を操って都合のよい"今"を選択させ、理想の世界を作り上げようとしているのか。その際虚偽記憶のところで説明しているように、投稿者の友達のような不都合な記憶は修正されたにちがいない。

 

友達が撮ったUFOの写真、いったいそこには何が写っていたのだろうか?