●「タイムトラベルの瞬間をとらえた動画を検証」(4次元の入り口は3次元)

2018/11/9

 

映像を検証イメージ

※今回は動画をたくさん紹介しているので、wifi環境をお勧めします。

 

 

タイムトラベラーの情報を積極的に発信しているYouTubeチャンネルの「ApexTV」が、なんとタイムトラベルする瞬間だという動画を公開した。

 

●タイムトラベルの決定的瞬間なのか?テレポーテーションするタイムトラベラーの姿を監視カメラは見たのか!?

2018/11/4 カラパイヤより

 

カラパイヤの記事によると、この動画は米ペンシルベニア州の倉庫に設置された監視カメラに映った映像で、その倉庫の警備員を名乗る人物から送られてきたという。

 

こちらがその動画だ。

YouTube「ApexTV」チャンネルより

 

フードをかぶった謎の人物が地面から拾い上げた何かの装置をいじるとまぶしい光が発光し、フードの人物の姿が徐々に薄くなり消えてしまった。

 

確かに衝撃的な映像だが、なぜこの映像が「タイムトラベルの瞬間を映した動画」と言われているのか、その詳しい説明はない。

※見方によっては着ていた服も含めて透明になってしまったとか、瞬間移動したともとれる。

 

YouTubeのコメント欄を読むと「フェイクではないか?」、「やすっぽいCGだ」などと否定的な意見が多い。

 

 

このサイトは不思議な現象をいつもまず「真実」だというスタンスから考察をはじめるのだが、今回の動画に限っては少し二の足を踏んでしまう。

 

私は映像技術について詳しくないので、この動画に加工した跡があるとか、CGで同様の表現が可能だとかはわからない。

 

ただ物理学で検証してみると、不可解なことが1つあるのだ。

 

それはこの動画で何度もフラッシュを繰り返す拡散する光だ。

 

 

もしもこのフードの人物が使った装置がポータブルのタイムマシンなら、その装置によって発生した光はワームホールの可能性が高い。

 

ワームホールは時間と空間を歪めて2つの異なる時空を結ぶトンネルだ。

※詳しくはこのサイトの「キップ・ソーン博士のタイムマシンが実現?(1)(もつれたブラックホールはワームホール)」を参照

 

地球や太陽系も銀河を高速で移動している。

 

太陽系が高速で動いている軌道をアニメ化した動画

YouTube DjSadhu氏の動画より

 

だからこの空間移動を考慮せずに過去や未来にタイムトラベルすると、宇宙空間に放り出されてしまう。

 

時間や空間を結ぶワームホールの中を通過することで、未来や過去の異なる時間へ宇宙空間に放り出されることなく移動できるのだ。

 

 

ただし仮にわれわれの住む3次元空間に1つ上の次元(4次元空間)に開けたワームホールを作ると、その入り口(断面)は球体(3次元)になる。

 

これは3次元の断面が2次元の面、2次元の断面が1次元の点になることから容易に推測される。

※詳しくはこのサイトの「10次元をイラストにしてみた」(超弦理論も徹底解説)を参照。

 

また一般相対性理論によると、強い重力で空間が歪む場所では光でもさえも曲がってしまうことから、ワームホールのような歪んだ空間では光も歪んで小さく丸め込まれてしまうはずだ。

 

だからApexTVの動画のように入り口の光がまぶしく拡散するのはおかしい。

     

映画などではワームホールはよく空間に開いた2次元の穴みたいに描写されることが多い。

 

UFOが異次元から出てきたり、

YouTube SECTION 51 2.0より

 

逆に入ったりするような

YouTube Serrith Drace氏の動画より

 

動画はかっこいいが、実際にUFOがワームホールを通って異次元から出現するときにはこんな風には映らないはずだ。

 

映画「インターステラー(字幕版)」では、さすがノーベル物理学賞受賞者のキップ・ソーン博士が監修しただけあり、他の宇宙につながるワームホールが球体として描かれている。

インターステラーのワームホールイメージ
インターステラーのワームホールイメージ


ちなみに私がはじめてこのサイトで書いた記事でも「発光するUFO(球体)は未来人が作った異次元の入り口」だという仮説を紹介している。

※詳しくは「UFOの写真と消えた友達の謎」参照。

 

 

ワームホールや異次元の入り口が球体として表現されている動画がないか探してみた。

 

そしてブルートゥーススピーカーを使ってある周波数振動(528hz)を発生させ、ポータル(次元の扉)を開くことに成功したという動画を見つけた。

YouTube mavi 777より

 

動画の真偽はわからないが、ワームホールのイメージにはとても近い。

 

ただしこの動画にも欠点があり、ワームホールの中はひどく空間が歪んでいるはずなので、光も捻じ曲げられてこんな風にちゃんと出口の景色が映ることはないはずだ。

 

 

他にも探してみた。

 

もしかしたらワームホールは嵐の中で発光する球電現象のように見えるかもしれない。

YouTube TheBeginning IsNearより

 

さらにもう1つ、こんな風に見えるのではないかという動画を見つけた。


YouTube Tom氏の動画より

 

この動画の人物はタイムトラベラーとして有名なジョン・タイターだといわれている。

その人物は赤いレーザー光線で歪んだ空間を探して発光する球体へと消えていく。

 

さすが世界で最も有名なタイムトラベラー、その動画もよくできている?


※ジョンタイターについて詳しくは下記を参照。

「キップ・ソーン博士のタイムマシンが実現?(2)(ジョン・タイターのタイムマシンも完成?)」

「帰ってきたジョン・タイター(1)」(今回のミッションとは?)

「帰ってきたジョン・タイター(2)」(前回のタイターと同一人物なのか?)