●「1年前に予言? 異世界でも紙幣に渋沢栄一が描かれていた!」(未来や異世界を透視できる人間)

2019/4/10

 

異世界の渋沢栄一の紙幣イメージ

4月1日に「平成」の次の元号として「令和」が発表された。

 

このサイトでは今までにネット上に登場した未来人やタイムトラベラーの元号予言をまとめ、

 

●「平成の次の元号は何?(未来人の元号まとめ)」

2016/7/17

 

実際に的中する元号があるのかワクワクして発表を待ったが、残念ながらすべてはずれてしまった。

 

 

やはり本当の未来人やタイムトラベラーは存在しないのか?

 

 

落胆した気持ちを奮い立たせ、ある「量子実験」の論文をベースに「この世界に客観的現実は存在せず、たまたまあなたが選んだ世界での元号が『令和』なのだ」という記事を書いた。

 

●「新元号と量子実験」(他の世界では「令和」じゃない?)

2019/4/1

 

正直ほとんど負け惜しみだった。

 

ところが新元号の発表から一週間が過ぎた4月9日、思いがけずさきほどの記事を裏付けるような事例が現れた。

 

 

きっかけは新紙幣が数年後に刷新されるというニュース

 

●政府、24年度に紙幣刷新=1万円渋沢栄一・5千円津田梅子・千円北里柴三郎

2019/4/9 時事ドットコムニュースより

 

新紙幣に採用される肖像画の人物は、1万円札が第一国立銀行や東京証券取引所などを設立し、日本の資本主義発展に貢献した「渋沢栄一」

新1万円札(表)のイメージ(財務省より)
新1万円札(表)のイメージ(財務省より)

 

5千円札は津田塾大学の創始者「津田梅子」

新5千円札(表)のイメージ(財務省より)
新5千円札(表)のイメージ(財務省より)

 

千円札はペスト菌を発見し近代日本医学の父として知られる「北里柴三郎」になるという。

新千円札(表)のイメージ(財務省より)
新千円札(表)のイメージ(財務省より)

 

 

このタイミングでの新紙幣の発表は、5月1日の「令和」への改元を盛り上げようとする政府の試みかもしれないが、現在の1万円札「福沢諭吉」、5千円札「樋口一葉」、千円札「野口英世」に比べて、選ばれた肖像画の人物は印象が弱い気もする。

 

特に1万円札の「渋沢栄一」に関して、前回の「聖徳太子」から現在の「福沢諭吉」に変更されたのが1984年で30年以上も使われており(5千円と千円は2004年)、1万円札の愛称として「諭吉」という響きも親しまれているので、慣れるまでには時間がかかるだろう。

 

ただこのニュース、個人的な感想は「ふ~ん、そうか」という程度だった。

 

ところが定期的にチェックしている5ちゃんねるで驚くべき投稿を見つけた。

 

 

●【マンデラ】現実と違う自分の記憶36【宮尾すすむ】 

 

232のレス:2019/04/09(火) 01:36:42.41 

一万円札が渋沢栄一にかわるらしいって聞いて飛んできたんだが

前にそんな話してた人が居たよな?このスレだったよな?

 

マジか!?とさっそく過去の膨大なスレッドの中から探そうと思ったら、ありがたいことに18番目のスレッドに掲載されているとの情報があった。

 

●【マンデラ】現実と違う自分の記憶18【宮尾すすむ】

 

705のレス:2018/05/20(日) 04:46:43.12

眠れなくていろいろ見てて初めてこのスレ見つけた。 

 

ちょっといいかなぁ? 

マンデラ効果かわからないんだけど、自分は今31歳で、中学生の時お年玉で一万円玉もらった覚えがあるんだよ。 

ただ、そのときは初売りで使って残りは母親に渡しておく決まりだったし 

中学生に一万円は大金だからお年玉だけの楽しみだった。 

高校になって一万円がいつの間にか札になってたけど。 

 

それと関係あるかわからないけど、文字の勘違いもかなり多くて気持ち悪い。 

 

自分は漢検準一級持ってて結構漢字は得意な上、高校まで佐賀の鳥栖にいて自分で鳥栖って書くことが多かったんだけど、「栖」の右側は確かに酉だったはずなんだよ。 

 

~ 中略 ~

 

同じ記憶がある人、いない? 

マンデラじゃなくてただの記憶違いなのか?

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ここで「マンデラ効果」(マンデラエフェクト)というのは、最近ネットを中心に話題になっている集団的な記憶の勘違いで、亡くなったと思っていた芸能人が存命だったり、オーストラリアの位置が思い込んでいたのと違っていたりという現象だ。

※詳しくは下記の記事を参照

 

●「並行記憶(1)(マンデラエフェクト)」

2017/3/3

 

●「時間と宇宙と運命の法則(3)」(マンデラ効果の原因)

2018/9/14

 

 

705レスの人物(以下、705と略)はこの後「そういや十万円札があった気がする」と発言し、 

 

716:2018/05/20(日) 19:53:21.08

~ 中略 ~

十万円札は渋沢栄一?とかいう見たことないおっさんだった。しぶさわえいいち、打とうとしたら即出たから有名人なのか? 無知でごめん。 今からググる。

 

と投稿している。

 

この後他の人たちからも

 

「渋沢栄一とかこれまた渋いとこ突いてきたなw」

 

「知名度的には福沢諭吉や夏目漱石には及ばんが、金融業界ではかなり著名な偉人だからな」

 

「一体どこからそんな知識が入ってきたのか不思議過ぎるわ」

 

「渋沢の肖像画が描かれた紙幣は明治時代に朝鮮で発行されてるらしいな。日本でも渋沢を紙幣にと候補に上がったことはあるが結局かなわなかった」

 

とか意見が寄せられている。

 

705は、渋沢栄一の写真を検索して確かに「記憶にある十万円札の人物だった」と語っている。

 

ちなみに1万円玉のデザインについては昭和65年と書かれた1万円硬貨(※)に近いが、数字はもっとシュッとした百円玉みたいなフォントだったとのこと。

TOP画の中央の硬貨。この硬貨をコンビニで使った男が逮捕されている。「土産物用に作られたおもちゃでは?」と考えられている。

 

けっきょく705

 

「全部勘違いでした。すみませんでした。釣りです。みなさんありがとう」

 

と突然告白して消えてしまった。

 

 

本当にイタズラだったのかもしれないが、間違いを指摘されたわけでも嘘を見抜かれたわけでもなく、会話も盛り上がっていたのに急に消えてしまい、どうにもスッキリとしない。

 

ちなみに新元号の発表された日に話題になったのでご存知の方もいると思うが、ツイッターの3年前の投稿で1人だけ「令和」を的中させた人がいた

 

●新元号「令和」2016年にTwitterで予言されていたwwwwwwwww

2019/4/1 不思議.netより

 

 

前回の記事でも書いたが、量子実験の結果から仮設を立てると、この世界とは違った可能性を選んだ「あなた」もどこかに存在しているはずなのだ。

 

未来人としてネット掲示板に登場してくる人物は現代人のなりすましかもしれないが、世の中には確かに「未来」「異世界」(無意識に)垣間見ることのできる人間がいるかもしれない。

 

そう考えるとワクワクする気持ちが再燃してきた。

 

今後ともタイムトラベルやタイムリープ、マンデラエフェクトの研究を続けていきたい。