●「タイムリープ実験3」(集合的無意識でタイムリープにチャレンジ!)

2022/4/25

 

タイムリープ実験3

 

今回は、4月30日土曜日の夜に予定している「タイムリープ実験3」について紹介する。

 

この実験は、心理学者ユングの提唱した「集合的無意識」をもとに、たくさんの人で同時にタイムリープに挑戦し、その成功確率を高める実験だ。

 

●Youtube動画はこちら↓

「タイムリープ実験3」にいたるまで

タイムリープとは、意識だけが体を離れ、過去や未来へ時間移動する現象だ。

ネット上などではたくさんの体験談があるが、その現象が本当に実在するかはまだわかっていない

 

時間が少しだけ巻き戻った話など、時間に関する不思議体験をされた方はたくさんいて、

私が独自に集めているアンケートでも、100件以上の体験談が寄せられている。

 

タイムリープ実験は、このタイムリープという現象を、意図的に起こすことができないか

検証する実験だ。いままでに2回実験を実施した。

 

タイムリープ実験1

1回目は、2020年3月13日から6月20日までの100日間22名の方にご参加いただき、明晰夢を使った方法で行った。

明晰夢とは、夢の中で今自分は夢を見ていると気づく夢。

 

具体的な方法として、まず明晰夢を見られるように訓練し、夢の内容を思いのままコントロールできるようになったら、行きたい過去や未来の世界を夢の中で作り出す

 

1回目の結果は、参加者22名のうち7名30%以上が明晰夢を見ることに成功した

しかし、目標の夢をコントロールし、行きたい過去や未来の世界に行けた人はいなかった。

 

タイムリープ実験2

2回目は、2021年12月18日の夜、心理学者ユングの提唱した「集合的無意識」をもとに、

たくさんの人で同時にタイムリープに挑戦した

参加された人に後日アンケートをお願いし、131名の方から回答をいただいた。

このうち、明晰夢で、過去や未来の世界を体験できたという「バーチャルタイムリープ」に成功した人は、なんと4.6%6名いた! 明晰夢を見た人もこの日だけで24人18.3%もいた。

 

12月18日の夜1日だけで、18%の人が明晰夢を見たというのは、以前ツイッターで行った明晰夢のアンケートデータと比較しても驚くべき確率だ。

けれども、まだ実際に過去や未来へタイムリープできたという人はいない。

 

今回のタイムリープ実験3では、前回と同じくユングの「集合的無意識」仮設をもとに、たくさんの人で同時にタイムリープに挑戦し、成功確率を高められるか検証する

 

集合的無意識とは?

ユングは人の意識を、その深さによっていくつかのレベルに分けた。

私を私だと感じる表層的な「自我」、その奥にある「個人的無意識」、さらにその奥にあるのが、人類に共通する先天的な意識「集合的無意識」だ。

ユングの意識レベルの図
ユングの意識レベルの図

 

たとえば、世界中にはいろいろな神話や伝説があるが、遠く離れた場所なのによく似た共通点が見つかる。

ほかにも日本の土偶などが特徴的だが、ふっくらとした体型の女性に母性を感じたり、きびしく諭す賢者に父親の姿を感じたりする。

 

ユングによれば、人々の心の中には、過去から受け継がれてきた共通するイメージがあり、それを「元型」と呼んだ。

そして元型は、集合的無意識から形作られると考えた。

 

実際に、集合的無意識が影響を与えるかどうかを調べる実験が行われている。

 

1997年からアメリカのプリンストン大学ではじまった「地球意識プロジェクト」では、世界中に乱数発生器を設置して地球規模の出来事との関係を調べている。

 

乱数発生器は「0」と「1」をランダムに発生させる機械で、普通なら0も1も、同じ確率で現れる。

しかし世の中で人々の心を揺さぶる出来事が起こったとき、この確率に偏りが見られた。

 

たとえば、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロのとき、普段のときから大きくデータが逸脱した。

 

このようなデータの偏りは、2011年3月11日に起こった東日本大震災でも見られている

 

ほかにも人々の集合的無意識が、機械に影響を与えたといえる実験が行われている。

アメリカのノエティック科学研究所では、2012年から2016年の間、ネバダ砂漠で、巨大な人形を燃やす「バーニングマン」というイベントに乱数発生器を設置して調べた。

バーニングマンのイメージ/Wikimedia Commonsより
バーニングマンのイメージ/Wikimedia Commonsより

クライマックスで巨人に火が放たれ、7万人の観衆が興奮した瞬間、乱数発生器に異常値が検出された

 

つまり、ある物事にたくさんの人が同時に意識を集中させると、物理的な影響を及ぼすことができるかもしれないのだ。

実験日が「4月30日」の理由

前回明晰夢を見やすくなる日を調べていて、アメリカ・ワシントン大学などが行った月の満ち欠けが睡眠に影響をあたえる調査で、満月の前日が眠りが浅くなるデータを見つけた。

 

明晰夢などの夢は、一般的に眠りが浅い時の方が見やすいから、満月の前日12月18日にした。

ただし、本当に明晰夢を見やすくなるのかタイムリープにどう影響するのかはわからない。

だから今回は、満月と正反対の、新月の前日の夜を実験の日に決めた。

「タイムリープ実験3」参加方法とアンケートのお願い

【参加方法】は、2022年4月30日の夜、好きな方法で、タイムリープに挑戦してください

挑戦する場所は、自宅など、どこでもかまいません。

【参考】

●いろいろなタイムリープの方法(動画)

 

●タイムリープに関する記事

 

●30%の人が明晰夢に成功した方法

 

 

【アンケートのお願い】

タイムリープ実験3に参加いただいた方は、翌日5月1日以降で、ぜひ下記のWEBアンケートにお答えください↓

●タイムリープ実験3アンケート

 ※1~2分で回答できます。アンケートは2022/5/1~5/6まで受付中。

 

なお、万が一過去へのタイムリープに成功に成功したら、(2016年5月以降で)ぜひこのサイトまで報告をしてほしい

※それ以前に2ちゃんねるなどに書き込むと、タイムパラドックスが起こるかもしれない・・・。

 

 

今回の実験では、目指す過去や未来の夢を見られただけでも成功だ。それが明晰夢なら、本物と同じくらいリアルな体験ができる。いわゆる「バーチャル・タイムリープ」だ。

 

※「タイムリープ実験3」で明晰夢などの夢を使用される方は、睡眠に影響を与える可能性があるので、未成年者の方は参加をご遠慮ください。また統合失調症のような心因性障害やナルコレプシーのような睡眠障害を患っている方は、睡眠に悪影響を与える可能性があるのでご遠慮ください。