2018/12/21
このサイトでは今までさまざまなタイムリープ(自分の精神だけが過去や未来に時間移動する現象)の事例をご紹介してきた。
いつもはある程度話がまとまってから記事にするのだが、つい最近「5ちゃんねる」に投稿されたタイムリーパーの話は今までのものとは少し違った「特殊な明晰夢」からのタイムリープで、とても興味深いので、現在進行形(2018/12/21時点)だが紹介したい。
●タイムリープのやり方教えてくれ 3 (5ちゃんねる)
の697番目のレスに登場した人物。
投稿主の仕事が小説家ということで、「小説家リーパー」と呼ぶことにする。
小説家リーパーはいままでに3回もタイムリープに成功したという。
偶発的なリープではなく、以前から魔法や超能力が好きで興味からタイムリープを試みたそうだ。
驚くことに小説家リーパーは夢を見ていることを自覚する明晰夢を幼い頃から毎日のように見ており、さらには夢を自由自在にコントロールすることもできる。
ちなみに3回のリープを時系列にすると、
●1回目 2015年(25歳)→2005年(15歳)にリープ
※初めてのリープで、とても嬉しかった
●2回目 2010年(20歳)→2000年(10歳)にリープ
※子供の時に戻れたので嬉しかった
●3回目 2016年(26歳)→2000年(10歳)にリープ
※慣れてきて作業感を感じた ^ ^;
1回目のリープは挑戦をはじめてから半年後に成功したそうだ。
具体的な方法だが、リープに挑戦するのは毎回自宅のベッドの中で、明晰夢をコントロールして戻りたい過去の場面を再現し、成功すると、いつもはコントロールできる夢が途中から制御不能となり、夢から現実へと変化するという。
明晰夢を見ることも、ましてや夢をコントロールすることなど容易ではない私からすれば理解しがたいが、小説家リーパーにとって「明晰夢は自然に見れるもの」と思っていたらしく、コントロールできない明晰夢はとても奇妙だったそう。
ちなみにリープできる夢はいつも1人称視点で、移動したい過去の風景が再現できて定着すれば、あとはコントロールが効かなくなり流れにまかせるだけだ。
何度も紹介しているが、元祖タイムリーパーの
●人生やり直したいやつ俺がタイムリープしたときのこと教えるから来い
2012/7/2 不思議.netより
戻りたい過去の風景を眺めていてその風景を少しずつリアルにしていく、という方法にも似ている。
なおポイントの1つ目は、戻りたい年代や年齢ではなく、あくまでも戻りたい「過去の印象的な場面」を意識する。
そしてポイントの2つ目は、コントロール不可能な明晰夢、つまり夢とは思えない現実と変わらないような夢に移行することだという。
小説家リーパーさん自身も語っているが、その段階ですでに明晰夢から現実に移行しているのかもしれない。
ちなみに小説家リーパーさんが再現した過去の風景は、1回目が中学の時の授業風景、2回目と3回目が10歳の誕生日の時の風景だという。
なお私(BTTP)は以前「自分の存在を上空から見下ろす3人称視点が時空を超えてタイムリープを引き起こすのでは?」という仮説を立て、
という記事を書いたので「過去の風景を3人称視点で見ていたのでは?」と小説家リーパーに質問したのだが、いつも1人称視点で見ていたとのことで、あっさり否定されてしまった。
とにかくコツはリープしたい風景を正確に再現して、自分で夢をコントロールしないように気をつけること。
その他の情報として、3回のタイムリープとも3.11東日本大震災のような大きな災害や事件は同じように起こり、他のタイムリープの事例でよくある家族構成が変わったり友達がいなくなったなどの歴史の変化はなかったそうだ。
もう1つ興味深い話で、「身の回りで起きた事故や事件をリープを使って回避させた事があるか?」という質問に対し、「自分や周りの人のケガやトラブルを回避したことがある」と答えている。
これは「自分にとって良い方向に過去を改変し、その影響を自分で享受する」という私の理想とするタイムトラベルを、まさに実現している。
なおタイムリープができる明晰夢はとても気力と体力を使うそうで、精神的な不安は夢の不安定につながり、マンイディットみたいなタイムリープの方法はお勧めしないそう。
※マインディットについてはこちらを参照。
最後に「自分を追いつめたり無理はしないで」というのが小説家リーパーからのアドバイス。
いつもはここから「この話が真実だったら、どんな仕組みで起こるのか?」を考察していくのだが、小説家リーパーの話が現在進行形なので、ある程度区切りがついてから改めて考察したいと思う。
ちなみに明晰夢を見る確率の高い方法はこちらから↓